特 徴
有機EL光源は演色性に優れており、自然光(太陽光)に近い値にあります。(Ra90)
色の変化や比較等の判断を要する被写体の検査には極めて有効性が高いものとなります。
従来のLEDやその他のリングライトによる点発光、線発光では凹凸のある試料の場合は影が出来、隙間の奥まで観察することが困難でした。
有機ELは、パネル全体が均一に発光する面発光体となるので影の発生が少なく、隙間等の奥まで光が入り細かな部分まで観察することが可能となりました。合わせて、被写体からの乱反射によるチラツキ現象も少なく、フラットな自然光での観察ができます。
4面のパネルがそれぞれに角度を変えられ、被写体に応じた光の照射ができます。
調光機能があり、必要に応じた明るさに調整ができます。
※LEDライトでは文字と顔の輪郭に影ができており、有機ELにはその影が少ないことが確認できる。
仕 様
・光量 Max7500カンデラ/1枚
・口径 φ41〜φ62
・有機ELパネル
・定格
使用効果
有機ELパネルが薄い面光源であるため、より被写体に近づいた接写撮影の際の光源として有効である。 接写撮影においても立体的な被写体に対して均一に光が照射されるため、影の発生が少ない。(薄い面光源の優位性)